2022年12月31日土曜日

2022年の振り返り


 2022年も終わりということで、今年も振り返りブログです。

 今年はオタクイベントの形態がだいぶコロナ前に戻ってきましたね。昨年は箱の収容人数に制限があったりしましたが、今年は収容人数がもとに戻ったり声出しokの現場が増えてきたり、徐々に元に戻っている様子を感じます。

 個人的には、めでたくドルオタ2年目に突入しました。昨年末から今年頭にかけてはずっと虹コンに心を持っていかれてて、「ようやく一つの現場に落ち着いたかあ」とか思っていたら、武道館が終わったあと見事に瞬間単推しスキルが戻ってきやがりました。声優オタク時代から何も変わってない。
 恣意的に色々なグループに食指を伸ばした2022年でしたが、なんだかんだ虹コンの大和明桜さんはずっと好きで、イベントに参加したり配信を眺めたりするたびにモチベが戻ってくるんですよね。来年もいい距離感で応援したいものです。近すぎるとガチ恋になるので。

 今年のイベント参加数(イベノ調べ)はこんな感じ。

 2021年との差がひどいですね。もはや参加イベントを列挙して振り返るという事が不可能なレベルです。と言う事で、コンテンツごとに2021年を振り返ってみます。



虹のコンキスタドールと大和明桜

 去年はワンマンに絞って通っていた虹コンですが、1月に的場さんと根本さんの卒業が発表されてから、「現体制の虹コンを目に焼き付けるぞ」というモチベーションで、対バンにもなるべく参加するようになりました。昨年末に精神的に死んでたのと年始の二人の卒業発表でだいぶメンタルが参っていましたが、このころかなり大和明桜さんに救われました。推しがいなかったら完全にメンタル病んじゃってたと思います。昨年6月に虹コンに出会いましたが、この卒業発表から武道館までが一番夢中になれて楽しかったですね。武道館の感想は別に書き起こしたので割愛しますが、改めて思い返すと、武道館の前後で虹コンが一度解散して再構築されたようなイメージでいます。もちろんどちらの虹コンも好きですし、こういった変化があるから長く応援し続けられるんだろうなとも思います。
 夏ツアーは色々なところに行けてとても楽しかったです。特に四国はかなり久々の上陸だったので、旅行を楽しみつつライブも楽しみつつでとても良い遠征になりました。特に高知のFCイベが印象に残っています。シークレットイベントなので詳細は記載できませんが、ロケーションも現場の雰囲気も最高でとても良かったです。(オタク人脈について悩みが生じたりもしましたが……それはまた別のお話。)ぜひまたこの手のイベントをやってほしいです。
 12月の虹コン野音もかなり楽しかったライブです。やっぱりコールって楽しいですね。最後にコールしたのは多分CUE!とかDIALOGUE+の最初の方だったので、久々にコールできて懐かしい気持ちになりました。コロナ前の虹コンは知らないのですが、なんとなく虹コンのライブはコールがあって完成するもの、という印象でいたので、この日に虹コンのライブの完成形を見た気がしました。一番楽しかったコールは、意外にも響け!ファンファーレの「大和明桜にひとめぼれ!」でした。理由はよくわかりませんが、この時推しに全力で愛を伝えることの喜びを噛み締めていました。


リルネードと栗原舞優

 リルネードとの出会いは今年一番のトピックかもしれません。3月のDSPMLIVEで初めてリルネ曲を聞いてから解散までの約半年間、怒涛のように駆け抜けました。リルネードの振り返りは別記事
 そして、2022年のオタク活動を振り返る上で欠かせないトピックが、6月の栗原舞優生誕イベントです。このライブで「アイドル・栗原舞優」のコンセプトとセトリの選曲に見事に心を撃ち抜かれました。この日から、リルネードを追いつつも栗原舞優のソロ活動を見てみたいなという思いをずっと持っていたので、今こうして栗原舞優のソロ活動を追えている状況がとても幸せです。
 改めて振り返ると、ソロ活動を始動してからの栗原現場にほぼ全部通ってるらしいです。どんだけ好きやねん。ソロ活動では、リルネード楽曲を歌い継いでくれているのがとても嬉しいです。リルネードのラストライブ以降、リルネの思い出が乗りすぎてリルネ楽曲が聞けない時期もあったのですが、栗原さんがこうして歌い継いでくれることで、楽曲にまた新しい思い出が乗ってきて、ちゃんと楽曲に向き合えるようになりました。リルネ曲だけでなく、他の楽曲が聞けるのもとても楽しみです。栗原さんのカバー曲の選曲が刺さりがちなので、カバー曲もたくさん聞きたいし、ソロ2曲目とかもできると嬉しいですね。クラウドファンディングとかでどうでしょうか。
 栗原ソロ現場で印象深いのは、12月の栗原田です。普段の栗原現場はソロ曲とリルネ曲がメインですが、この日はカバー曲も聞けて楽しかったです。栗原田の「サマーとはキミと私なりっ!」でぶっ倒れました。この曲、もっと根本岡田センターで見たかった未練があったのですが、そんな未練をふっ飛ばすくらいの破壊力でした。サマなり緑盤拗らせオタク、ここに成仏。ふと考えると、声優現場って一人の声優を推しててもコンテンツによって楽曲もキャラクターも違うので、色々な曲と表現が楽しめて面白かったんですよね。こういう点は声優現場の良いところだったかもしれません。そういった視点から、今後も色々なカバー曲を聞いてみたいなあ、と思っています。
 それから、栗原田のコンセプトも結構刺さっています。栗原さんと原田さんそれぞれの「あざとかわいい」の色が少し異なっていて、その対比がとても良いなと思いました。二人の言葉を借りれば、「お互いを補い合う」という関係ですね。素晴らしいです。あと二人組ユニットっていうのが好きです。ぜひまたやってほしいなと思っていたら、早速1月に第2回の栗原田が決定しましたね。これからの活動に期待がどんどん膨らみます。


さよならステイチューン

 さよステとの邂逅は、あまり記憶が定かではありませんが、DSPMLIVE長野だったと思います。刺さったポイントは、楽曲と常盤あい乃さんの歌声です。ちょうどこの頃1stアルバム「ベストヒット☆STAYTUNED」が発売された頃で、90年代っぽく纏められた楽曲たちに引っかかりました。やっぱりシティポップっぽいのが好きみたいです。楽曲のかわいさ、かっこよさ、爽やかさのバランスが良くて、割とどの曲も刺さっています。それから、常盤あい乃さんのセクシーで特徴的な歌声がかなり好きです。No.3470の「君と手を繋いでいたいな」あたりがお気に入り。ワンマンに行くことはありませんでしたが、DSPM界隈ということで何度か対バンに参加しました。来年はワンマン行ってみようかな。


タイトル未定

 出会いは夏頃にApple Musicで「夏のオレンジ」を発掘したところからですが、ちゃんと曲を聞いたのは12/10のDSPMLIVEに向けて予習をした時です。普段対バン相手の予習はあまりしないのですが、この時は何故か予習しようと思ったんですよね。多分夏のオレンジが引っかかってたんだと思います。透明感があり、きれいな雰囲気に統一されている楽曲が、僕が今聴きたい楽曲のフェーズにうまく合致しました。別のコンテンツでいうとCUE!とかtiptoe.が近いかもしれません。


DIALOGUE+

 今年唯一の現場が@JAM EXPOです。そろそろ脱声優オタクが本格化してきた。と思ってたら一応1月にzepp handeのワンマンに参加してたらしいです。2年くらい前の気分。


CUE!

 ラストライブに行きました。楽しかった2019年の思い出が走馬灯のように戻ってきました。僕死ぬの?




続いて、2022年に出会った楽曲たちから印象に残ったものを振り返り。

リルネード楽曲の振り返りは別記事


No.3470 / さよならステイチューン

 さよステ枠です。90'sシティポップっぽい雰囲気が刺さったというのは先述の通り。常盤あい乃さんの魅力的な歌声が活きている曲だと思います。2B「生きてるってそれって奇跡じゃん からの出会えたなんてハッピーじゃん」や、ラスサビ前「何度も何度も口ずさむ このメロディ 忘れてしまわないように oh yeah」、ラスト「君と手を繋いでいたいな」あたりがとても好きです。それは常盤パート全部では?という突っ込みはなしです。


Noisy (ベストヒット☆STAYTUNED) / さよならステイチューン

 さよステ枠その2。初手の常盤あい乃に脳をぶち抜かれました。No.3470とこの曲の2曲が常盤曲だと思ってます。疾走感のあるロックナンバーで、ぜひともライブで聴きたい一曲です。1C前のブレイクがかなり好きです。Dメロの常盤ソロも彼女の歌声が映える音域で素晴らしいですね。この曲、常盤さんの加入前からの曲なんですね。当て書きされたわけでもない難しい曲を歌いこなす常盤さん、流石です。


トレンド・デレラ / さよならステイチューン

 さよステ枠その3。年末に差し込まれた新曲が割と刺さってしまいました。今までこういうタイプの曲があんまり刺さらなかったのですが、嗜好の変化でしょうか。かわいさと爽やかさが同居するポップなサウンドですが、進行はマイナーコードが多用されており、どこか垢抜けている感じが好きです。


蜃気楼 / タイトル未定

 年の瀬に現れたダークホース、タイトル未定。この曲が一番好きです。軽快なアコギとピアノが爽やかでかなり好み。それから、イントロなどに使われている笛のメロディが絶妙に切なさを演出しているのも素晴らしいです。IV→V→III→VIIの後ろ髪惹かれるような進行が、夏の儚さの部分を演出している気がします。


主題歌 / タイトル未定

 タイトル未定枠その2。タイトル未定の楽曲の中ではバンドサウンド寄りのこの曲ですが、タイトル未定らしい爽やかさも兼ね備えていて、耳に残る好きな一曲です。「あの曲をかけて 無敵になるから」というフレーズが好きです。


キミは夏のレインボー! / 虹のコンキスタドール

 虹コン枠です。虹コン武道館のエンディングで流れていたインスト曲に撃ち抜かれてから、ずっと詳細がわからずそわそわしていたこの曲ですが、6月のツアー中野で答え合わせができました。これまでの虹コンの夏曲と比べ、切なさ、甘酸っぱさみたいなものが全面に押し出された王道系エモソングです。各所に埋め込まれた#V→bVII→Iの神前進行が印象的でとても耳に残ります。この曲は歌割りが天才的だと思ってて、それぞれのパートの音域やフレーズとメンバーの歌声がかなりマッチしていると思います。特に好きなのは1B清水「土砂降りの後にはゼッタイ 間違いないキセキの瞬間」、1C山崎「何度でも恋をしよう」、2A大和「私が溶かしたげるよマイフレンド だから可愛い顔上げなよ」、ラスサビ前蛭田「最高の THE サマーっ!」など。

クリスマス大作戦 / 虹のコンキスタドール

 虹コン枠その2。ここまでまっすぐなクリスマス楽曲は虹コン初ではないでしょうか。最近こういうまっすぐにかわいい曲が好きかもしれません。3ヶ月連続リリースユニット曲の1つとしてリリースされたこの曲ですが、大和山崎原田蛭田神田岡田という人選が曲のかわいい雰囲気に合っていると思います。何より大和さんがこの曲を歌ってるのがマジで好きです。こんなかわいい歌い方できるんですねこの人。


朱夏 / fishbowl

 fishbowl枠。fishbowlの初聴はDSPM静岡だったと思います。fishbowl楽曲は、ヤマモトショウが紡ぎ出すトリッキーでおしゃれなサウンドが面白いです。AメロからBメロにかけては複雑な譜割りと意外性のあるメロディで進みますが、サビで一気に4分音符ベースのペンタトニックというまっすぐすぎるメロディに変わるのがとても心に刺さります。ペンタトニック夏曲はやっぱり良いものですね。この曲は何故か虹コンの高知FCイベの記憶と強く結びついています。時期的なものもあると思いますが、FCイベの雰囲気とロケーションが妙にこの曲にぴったりだったんですよね。


ハートはお手上げ / 鈴木愛理

 かぐや様3期のEDです。80'sアイドルっぽい楽曲はもれなく刺さります。淡々と進むAメロ、静かなBメロ、華やかなサビというコントラストが美しいです。I→Iaugに始まり、流れるように進む進行の掴みどころのなさがなんとも心地良いですね。ラストのI→IM7→I6→Iも性癖ポイント。


タイトル不明(銀河鉄道の歌) / 鷲崎健

 鷲崎健枠。1年間の鷲崎さんの作曲ラッシュの中で一番好きな曲です。ちなみに2位はおかえり太陽で3位は虹虫。鷲崎さんって本当に架空の世界観を作り出すのが得意ですね。また、世界観が現実離れしている曲でも、どこか親近感がある描写がされていてすごいなあと思います。この曲は軽快なリズムが心地よくて、弾いていてとても楽しい曲です。カズーの音色もいい感じのおもちゃ感を出していて銀河鉄道というテーマにぴったりだと思います。アコースティックバンドやりたいですね。



 相変わらずの飽き性スキルを発揮して、様々なグループをふらふらと開拓した2022年でした。だいたい1年くらいで推し変する傾向があったのですが、大和明桜さんに関しては相変わらずに大好きで、ついに過去最長の推しとなりました。事実上の主現場が異なっていたりはしますが。

 2023年も素敵なグループと楽曲に出会えることを願います。




p.s.
今年一番楽しかった接近はこちら。
???「まゆちゃん見に来たんでしょーーー!」
ぼく「」